機動戦士ガンダムSEED DESTINYについて

先週の放送でシンがキラを倒したということで、今週の放送分で大きな動きがありそうな気がする今日この頃。
今回は今までの感想を書いてみることにする。
トータル的に見て決して良作とは言えないと言うのが本音だ。
シナリオや演出において不満があるのが現実だ。
ただ、全てを否定するつもりはない。
シンのキラの対決というのは個人的にはよかったと思う。
ただ、そこに行き着くまでに不満がある。
私は機動戦士ガンダムSEED DESTINYという作品は、シンとキラという戦争に振り回された二人が、違う道筋をたどりぶつかりあうということがやりたかったのだと思う。
だから、この二人戦うためのきっかけとして、ステラの死というのは必要だと思う。
しかし、放映されたものを見てみると、どうしても、シンの逆恨みにしか見えないのが問題だと思う。
なぜそう見えるのか考えてみると、
1−シンとステラのつながりがあまり強く感じられない。
シンがどうしてそこまでステラを気にするかということが、あまりよくわからないように見える。
2−シン自身の行動について
シンが自分がとってきた行動に対してまったく疑問を持たないことが、シンに対して感情移入できない。シンが自分の家族を失ったので、大切な人を守るために相手を倒すのは理解できるが、自分が倒した相手にも大切な人がいるということをわかっているのかが疑問。自分の行動が自分のような人間を生み出すかもしれないということ理解していない。
うまくやればもっとおもしろくなるのに、生かしきれないから面白く感じられない。それが私の機動戦士ガンダムSEED DESTINYについての感想。